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小学校の読み聞かせ(5年生)

今年度最初の読み聞かせは、5年生のレモンのクラス。
クラス替えした後、まだ落ち着かないみたい
こういう時は、静かに盛り上がるお話しよりも
最初から 絵本の世界に引きずり込んでくれるようなのが良いかなって思い「くわずにょうぼう」(福音館)を選んでみた。
「とんとん昔があったそうだ。昔、うんと欲張りの男が一人で住んでいたそうだ。」
から始まるこの絵本。
最初に出てくる絵は、いい人とも悪い人ともわからないような 男が切り株に腰掛けているシーン。
絵を見ている方は『ふ〜ん、これが欲張り男かぁ』なんて思いながら見る。
その欲張り男が、自分に都合の良い事を好き勝手に妄想しているのだから、何か起こらない訳がないのだ。次のページへの期待が高まってくる。

読み始めにざわついていて、おまけに表紙を見せて 題を読んで、これから読み始めるって時に、遅れて来た子がバタバタ入って来たりして、一瞬止まってしまったけど
表紙をめくって 読み始めてからは、静かに聞いてくれた。
おにばばが握り飯を食うあたりから、前列の子達の食い入るような様子が視界に入り、つい読みに力が入り過ぎてしまったかも・・・、ちょっと反省。
私が力まなくても、絵本がすべて語ってくれるから できるだけ淡々押さえてと読むように心がけているのだけど、楽しそうに聞いてくれると つい・・・ね。
来週は気をつけよ〜っと。
by Rupinasu_3 | 2005-05-11 14:45 | 読み聞かせ日記


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