今日の文庫

〓今日のプログラム〓
・はちみついろのうま(福音館)小風さち/作   オリガ・ヤクトヴィッチ/絵
・いどにおちがぞうさん(福音館)マリー・ホール・エッツ
・パンやのくまさん(福音館)フィービとセルビ

c0069222_1621447.jpg今日私が読んだのは「はちみついろのうま」です。
色を言葉で表現する事は多々ありますが、馬の毛色をはちみつ色だなんて なんて素敵な表現力なんでしょう。
この題名と、美しい馬の絵の表紙に惹かれて思わず手に取りたくなってしまう1冊です。
昔話風のお話しですが、創作絵本だそうです。
作者の小風さちさんがウクライナの画家、オリガ・ヤクトヴィッチさんの絵に惚れ込んで、オリガ・ヤクトヴィッチさんの絵の絵本をもっと見たい一心で作ったという経緯も興味深いです。
こんな風に作られる絵本もあるんですね。

はちみつ色の美しい髪の娘が、婚約者の大好きな料理、きのこのスープときいちごのジャムを作って届けようと、きのこときいちごを摘みに行ったのですが、いつの間にか入ってはいけない森に入り込んでしまいます。
そこで 悪い鬼婆に捕まってしまい、馬に姿を変えられてしまうのです。
知恵をしぼり鬼婆をうまく誘導して、なんとか婚約者の元に行くのですが なかなか気付いてもらえません。婚約者もいなくなった娘を毎日探し続けていました。
そして、3度目に会った時に、婚約者は鬼婆の持って来た物から「もしや!」と感じます。 
よく見ると、馬は娘の髪と同じ 美しいはちみつ色だった事に気付くのです。

最後のページでは、娘の作ったおいしそうなスープを囲む幸せそうな2人が描かれています。
もちろんスープはきのこのスープ。そして、窓辺にはきいちごのジャムのたっぷり入った瓶が並んでいます。

ロマンチックな要素が随所に散りばめられていて、絵がきれいなので 女の子に人気で文庫でも借りて帰るのは女の子ばかりでしたが、昔話の面白さを熟知した作者が描いた世界はハラハラドキドキのシーンもあり、男の子でも充分楽しめると思います。
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by Rupinasu_3 | 2005-11-09 15:57 | 読み聞かせ日記


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