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悲しい光景

経過を診てもらうために、今日もペピートの通院。
連休最終日という事もあってか、10時前に着いたのに病院はめちゃくちゃ混んでいて
待ち時間は3時間〜4時間と言われてしまった。Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン
さすがに待合室で待つには長過ぎるし、駐車料金もかかるので
とりあえず一旦家に戻って、電話で確認した後 
2時過ぎに病院に戻った。



看護婦さんから「3番目に呼ばれますから、後少しお待ちくださいね」と言われて
数えていると 次はウチかなって時に、具合の悪そうなフェレちゃんがやって来て
その仔が先になったみたい。
この病院は、待合室と診察室がワンフロアで繋がっているので
そういう様子が全て見えるようになっている。
こういうのが嫌な方もいると思うけど、どの患者さんにも誠実に診察している様子や
テキパキと動き回る病院スタッフの方が見えるので、安心感があるし 
こんな風に 順番が飛ばされても 事情がわかるから 納得して待っていられる。

その仔の診察が終わったら、次かな? って時にまた急患
今度の仔は、かなり具合が悪そう
50代くらいの女性が息子さんらしき20代くらいの男性と一緒に
ぐったりしたフェレットを連れて来た。
大切な宝物でも抱えるように、バスタオルに包まれたフェレットちゃん。
先程の診察が終わった先生が 聴診器をかけて 待合室のフェレちゃんに駆け寄って来た。
どうも、危ない状態らしい。
眠るような顔でバスタオルからのぞくフェレちゃんの顔。
バタバタと奥の診察台に運ばれて、手を尽くしている様子。
心配そうに見守っている2人の姿に「頑張れ〜!」と、心の中で何度もそのフェレちゃんにエールを送ったものの、結局駄目だったみたい。
涙を拭きながら、息を引き取ったフェレちゃんを抱えて帰っていく 2人を総出で見送る病院の方達。
ペピートをお迎えしてから、何度もそういうフェレちゃんの話を聞いてきたけど
目の前で起こると、本当に辛かった。小さな命なんだ。
何も言えないから、気をつけて守ってあげないといけないんだ。と身が引き締まる思いがした。
名前も知らないフェレちゃんだけど、心からご冥福を祈ります。

そして、ペピートの診察。
経過は良いようなので、しばらく薬を飲んで様子をみる事になった。
いつもはおとなしく診察されるのに、今日のペピートは何故か大暴れ
体重を量る時もじっとしてないから、中々量れないし
診察中に先生の腕に、何度もキックしてるし、
先生の診察が終わると、すごい勢いで私の方に飛びついてきた。爪を立ててしがみつくように肩によじ上ってくる。どうしちゃったんだろう? 
よく考えたら、前回続けて痛い注射をされたのをおぼえていたみたい。
そっか、こんな小さな頭でちゃんとおぼえてたのね。
そして、自分が守られて安心できる場所として私にしがみついてくれたのね。
そうだったの、一緒に頑張って病気を乗り切ろうね。
by Rupinasu_3 | 2005-05-08 14:46 | フェレット


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